黒糖の健康効果がすごい!美容にも健康にも良い黒糖のひみつ

2017.08.24


こんにちは!奄美大島の魅力をお届けする、奄美物産です。

 

みなさんは黒糖を食べたことがありますか?

奄美では黒糖はとても身近な食べ物で、普段からよく食べられています。

 

実は黒糖は美容にも健康にも良い優れものなんです!

黒糖をよく食べている奄美大島の人でも、黒糖の健康効果について詳しく知らない人が多いはず。

 

今回は、美容にも健康にも良い黒糖のひみつを詳しくご紹介します。

 

 

「黒糖」と「白砂糖」の違いってなに?

「黒糖」と「白砂糖」の違いは、原料と製造方法です。

 

砂糖の原料は大きく分けて、さとうきび(甘ショ)とてん菜(サトウダイコンやビートとも呼ばれる)の2つ。

黒糖の原料はさとうきびのみ。白砂糖の原料はさとうきびかてん菜です。

 

製造方法も全く違います。

 

黒糖はさとうきびの搾り汁をそのまま煮詰めて、冷やし固めて作られる黒褐色の砂糖のことです。

黒砂糖とも呼ばれます。

さとうきびのミネラルやビタミンなどがそのまま含まれており、苦みや渋みなど独特の風味とコクのある甘みが特徴。

 

白砂糖は、さとうきびの搾り汁やてん菜から抽出した糖液を煮詰めた後、ショ糖の結晶と糖蜜を分離させます。

その結晶だけを集めた原料糖(粗糖とも呼ばれる)を精製して作られる、無色透明の砂糖が白砂糖です。

上白糖とも呼ばれ、日本でもっとも一般的に使われている砂糖です。

 

 

黒糖に含まれる栄養素とその効果

黒糖には、砂糖の主成分であるショ糖以外にも、ミネラル(ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄など)が豊富に含まれています。

また、ビタミン(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6など)も含まれていて、白砂糖にはない栄養がとっても豊富!

だから色々なうれしい効果があります。

 

黒糖の健康効果

血圧低下、むくみの予防・解消

カリウムは黒糖に最も多く含まれているミネラルです。

このカリウムには取り過ぎた塩分の排出を促進し、血圧を下げる効果があります。

余分な水分を体外に排出する作用もあるので、むくみの解消や予防に効果的!

 

黒糖100gあたりに含まれるカリウムの量は1,100mgで、白砂糖の550倍もの量が含まれています。

 

丈夫な体づくりをサポート

黒糖には100gあたり240mgのカルシウムが含まれています。

 

カルシウムは丈夫な骨と歯を作るために必要なミネラルで、筋肉や神経の働きをスムーズにする作用もあります。

カルシウムが不足すると骨粗しょう症になったり、足がつったりイライラしたりすることも。

 

さらに黒糖にはカルシウムと同じく骨や歯を作るために必要なミネラルやマグネシウム、リンも含まれています。

 

3大栄養素の代謝を助け、効率よくエネルギーに変える

黒糖には3大栄養素(糖質、脂質、たんぱく質)の代謝を助け、効率よくエネルギーに変えるために必要なビタミンB群が含まれています。

ビタミンB群を日常的に摂取することで、健康な心と体を保つことができます。

 

ビタミンB1には脳や神経の働きを正常に保つ作用があり、集中力アップやイライラ解消、疲労回復効果も。

ビタミンB2やビタミンB6には皮膚や粘膜を保護し、再生を促進する作用があります。

 

 

黒糖の美容効果

ビフィズス菌を増やし、腸内環境を整える

黒糖に含まれる天然のオリゴ糖「ラフィノース」は、腸内の善玉菌であるビフィズス菌を増やし、腸内環境を整える作用があります。

便秘の解消だけでなく、肌荒れやニキビ、吹き出物など肌トラブルの改善も期待できるのがうれしいですね。

 

ラフィノースには肝臓の働きを良くしたり、免疫力を高めたりする効果もあります。

 

肌にうるおいを与え、シミやそばかすを防ぐ

黒糖に含まれる色素成分「コクトオリゴ(黒糖オリゴとも呼ばれる)」は、美肌効果があります。

コクトオリゴは保湿力が強い!

肌にうるおいを与え、乾燥を防いだりかゆみを抑えたりする作用があります。

 

メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぐ美白効果も!

 

 

気になる黒糖のカロリーと、おすすめの食べ方・使い方

黒糖のカロリー

黒糖にはミネラルやビタミンなど、砂糖の主成分であるショ糖以外の成分が含まれています。

そのため白砂糖のカロリーは100gあたり384kcalであるのに対し、黒糖のカロリーは100gあたり354kcalとやや低めです。

 

普段使っている砂糖を白砂糖から黒糖に変えるだけでカロリーを抑えることができるので、ダイエット中の方におすすめです。

 

黒糖のおすすめの食べ方

黒糖のおすすめの食べ方は、シンプルに「そのまま食べる」こと!

口の中いっぱいに黒糖の風味と甘みが広がります。

 

「そのまま食べるのはちょっと…」という方は、黒糖を細かく砕いてヨーグルトに混ぜて食べるのもおすすめです。

 

黒糖のおすすめの使い方

黒糖は白砂糖の代わりにお菓子作りや料理に使うこともできます。

ただし、黒糖には渋みや苦みなどの独特の風味があるため、素材そのものの風味や色を活かしたい場合には向きません。

 

ふくらかん(蒸しパン)やクッキー、シフォンケーキなどのお菓子や、豚の角煮やゴーヤ(にがうり)の佃煮などの濃い味付けの煮物に使うのがおすすめです。

 

 

奄美大島のヘルシーな自然食品「黒糖」

最後に、栄養豊富でさまざまな効果がある黒糖についてまとめます。

・黒糖とは、さとうきびの搾り汁をそのまま煮詰めて冷やし固めて作られる黒褐色の砂糖のこと

・黒糖に含まれるミネラルやビタミンB群には、健康な心と体を保つ効果がある

・黒糖には、腸内環境を整えたり美肌を保ったりするうれしい美容効果も!

・黒糖は白砂糖よりカロリーが低く、ダイエット中に摂取する砂糖としてもオススメ

 

健康にも美容にも良い黒糖は奄美物産でも取り扱っています。

長寿の島・奄美大島のヘルシーな自然食品を、ぜひ一度お試し下さい!